作品・資料詳細
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項目 | 内容 |
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作家名 | 片岡球子 |
作家名(よみ) | かたおか たまこ |
生没年 | 1905-2008 |
作品名 | 面構 等持院殿 |
制作年 | 1967 |
材質・技法 | 顔料、合成樹脂、カンヴァス |
寸法 | 162.0×130.0 |
No. | KATTAM1ZZ0008 |
解説 | 片岡球子は、1966(昭和41)年に、《面構 足利尊氏》を描き、「面構」シリーズをスタートさせた。翌年、同じ足利尊氏をモデルに描いたのが、この《面構 等持院殿》である。等持院殿というのは、足利尊氏の法名である。片岡球子は、京都の等持院に行き、その霊光殿に安置された足利一族の木像を見て感激し、この肖像を描こうと決めた。それは、木像を似せて描くというのではなく、そこから着想を得た作者の主観による歴史的人物像であった。それが、「面構」と呼ばれているものであり、歴史的資料を渉猟しながら、片岡球子自身がモデルの内面性を重んじて作り上げていったのが、この作品であった。作者が小学校で教わった逆賊としてのイメージとは異なり、木像の足利尊氏は、恵比寿様のような福顔だったという。そして、《面構 等持院殿》は、第1作以上に度量の深い、ゆったりとした人物として描かれている。 |
分類 | 美術作品 |
[寸法の見方について]
洋画、日本画、写真の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm
彫刻、工芸の場合:寸法(縦・高さ)cm×寸法(横・幅)cm×寸法(厚み・奥行)cm
版画の場合(イメージ寸):寸法(縦・高さ)cm×寸法(横)cm